ストロボ・フラッシュ

夜景やイルミネーションを背景にして人物を撮る時、フラッシュを使って人物はなんとかきれいに写ったものの、肝心の背景が暗くなってしまった!そんな経験も有るかと思います。

フラッシュの使い方を知るだけで、綺麗に撮ることが出来るようになります。

夜景が綺麗に写らない原因はシャッタースピードにあります。夜景やイルミネーションと一緒に撮ったつもりが、モニターを見ると肉眼で見たより暗く写っていて、イメージと違う!そんな経験もあると思います。

通常のフラッシュ設定にして露出オートで撮影すると、シャッタースピードが遅くならないように自動的に設定されます。この良い点は手持ちで撮ってもブレにくい事です。

ところが、夜景を一緒に撮ると夜景の部分はシャッタースピードが早いため、綺麗に写らないのです。夜景を写すには、シャッタースピードを長くして明かりの部分を写し込む必要があり、スピードが短くてはきれいに写りません。

どうしたら、背景と人物を綺麗に撮れるの?
フラッシュ設定をスローシンクロモードに設定すると綺麗に撮影できます。

スローシンクロモードとは、フラッシュを先に発光させた後もシャッターは開き続け、その間に夜景やイルミネーションを写し込み、写真には人物も背景も綺麗に撮れているのです。

ところで、注意しないといけない事があります!それは、フラッシュをスローモードにするとシャッタースピードが遅くなるので三脚を使用すること、そうすれば背景などもブレずに綺麗に撮ることができます。

露出優先モードで撮る場合は、絞りはF5.6ぐらいに設定し、フラッシュをスローモードにすると簡単に撮れると思います。

(スローシンクロには、先に発光する場合の先幕シンクロと、後に発光させる後幕シンクロがあり、夜景と人物を撮る時は、先幕シンクロの使用がいいと思います)

ストロボ・フラッシュ

フラッシュと言えど万能では有りません、光が届く距離には限界があります。
デジカメに内蔵されたフラッシュを使ったとしても、標準ズームレンズの広角側18mm程度で撮影したとしますと、感度100では3m程度まで、400では6m程度までは光が届きますが、望遠側では光が届く距離はもっと短くなります。

ということは、それ以上遠いところまでは光は届かないというわけです。
極端な例では陸上競技場の客席からスポーツの試合を撮った場合、フラッシュを使用しても意味がないという事です。

そういう場合は、感度設定を1000とか1600とかに上げてみてはどうでしょうか。
ノイズと呼ばれる画質の粗さが目立ってきてしまいますが、かえってザラザラ感が写真週刊誌のような臨場感あふれる写真になるかもしれませんよ。

ストロボ・フラッシュ

デジカメ・ストロボとフラッシュは同じものか?

ストロボフラッシュ、またはスピードライトは全て同じ意味です。

ストロボリサーチ社(アメリカ)が昔からフラッシュを製造販売していて、その商標「ストロボ」がフラッシュを表す一般的な呼び名として使われるようになりました。

登録商標なので他のメーカーはストロボという名称は使えず「フラッシュ」や「スピードライト」などと呼んでいるのです。

古い話になりますが、学校の記念写真を撮る時に写真屋さんが黒い布をかぶせたカメラの隣で、手に持ったストロボを発光させていたのを思い出しませんか。

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